事件当時小学生の私が極楽とんぼ復活に号泣した話
ずっとずっとこの日を待ってました。事件当時、私は小学校６年生１１歳。小学生ながら衝撃的でめちゃイケやおはスタはどうなっちゃうの？と心配で仕方ありませんでした。今回のＴＶ復帰について、批判があるのは当然だと思います。いけないことをしたことには変わりありません。しかし、１０年という月日を考えれば社会的制裁は十分行ったと判断してもいいのではないのでしょうか？
ここからはあくまで自分の解釈も含みますが、この事件は未成年者の飲酒喫煙ならびに性的暴行を加えたというものでした。文字だけを見ればこれだけの制裁が下るのは当然のことであり、復帰断固反対という方が居て当然だと思います。しかしこの事件に関しては被害者女性にも非があると私は考えています。被害者女性は自らの年齢を偽って飲酒し、了承の上性行為を行った。そして金銭目的で警察へ被害届を提出、示談金を払い不起訴処分となる。という流れが正しいと思っております。女性は性的事件の被害者にあるのにもかかわらず当時週刊誌のインタビューも受けてたりしてましたよね？結局はどっちもどっちなのです。だからこそ私は「レイプ犯」と叩くのは全く持って理解が出来ないのです。羽目を外したことに対して批判するべきです。現在の芸能界には犯罪を犯した後も半年程度謹慎の後、復帰なんてことはざらにあることだと思っております。もちろん謹慎すれば全て解決するわけではないのですが。芸人復帰まで９年、TV復帰まで１０年かかりました。それは何故が。問題は張本人にあると思ってます。正直この事件はきっかけに過ぎず根本的問題は他にあると思ってます。この記事を書くにあたり調べたのですが、実は過去にも２度不祥事を起こしていました。2002年公然わいせつ容疑で書類送検され「天才てれびくんワイド」を降板しています。確かに天テレに出てた！覚えてる！ドンピシャ世代だ！けど当時小２の私は降ろされた理由まで知らなかったです。そして2003年、当時付き合っていた女性を妊娠させ無理やり中絶させたという報道がでます。正直これは全く覚えてないんだよなぁ～（苦笑）そして3度目があの事件になるのです。仏の顔も三度までと言いますが、これをきっかけに吉本興業は解雇という判断に至ります。以上の事からきっと普段の私生活もだらしがなく、きっと世に出ていない他の事も吉本興業が庇ってきた部分があるのだと思います。だからこそ加藤浩次の「どうしようもねぇ男ですわ」という発言に至ったんではないでしょうか？
この復帰回のめちゃイケは賛否両論でした。*1私自身は以前のように面白かったかと言われたら首を捻る部分もありますが、以前のめちゃイケの雰囲気が感じられて懐かしくもあり嬉しくなりました。「やらせだ！」という意見も多く飛んでいます。もちろんやらせの部分のあると思っていますが私は演出の範囲内だと感じました。笑顔で登場しなかったらボクシングセットなかっただろ、という批判は違うなと思いましたが。（そもそもどつきたいというのが本線ですし、ヨモギダ少年愚連隊をなぞっているならなおさらボクシングに持ってきても不自然じゃないと思います）いずれにしろエガラップなんか当時を彷彿させてお笑いのスタイルは依然と変わらないなと感じました。これだけ語っておいてなんですが、別に私は極楽とんぼのお笑いスタイルが好きではありません。言ってしまえば今では絶対に受け付けられないお笑いスタイルだと思っています。しかし当時のめちゃイケには絶対的に必要な存在であり、めちゃイケメンバーだったからこそテレビっ子小学生だった私にも深く記憶に残っているのだと思います。*2どこでみたのか覚えてませんが誰かが「そこまで面白かった記憶もないけど岡村のサブのボケとしては素晴らしかった。数取団とかキャラはメインだし」という感想を目にしました。その通りだと思います。ナイナイを中心に破天荒の極楽とんぼ、変わり者のよゐこ、女芸人オアシズ、めちゃモテからの雛形、紗理奈、武田。*3この上手い具合にバランスのとれたメンバーでトップ２のボケだったからこそずっとはっきりと覚えているのだと思います。芸能界の第一線を退いた人は数多くいると思いますが、10年後に復帰した人は数少ないです。10年間風化せず記憶に残り続けた人物というのは珍しいと思います。それは紛れもなくめちゃイケ、そして加藤浩次がネタや話題にし続けたからこそだと思ってます。だからこそ山本圭壱という人物を人々は忘れなかったのです。その分不祥事を起こしたというイメージは人々に強く残ってしまったというデメリットもあると思います。だからこそ10年たった今ネタで登場（油谷さんとかのキャラとか）ではなくしっかりと謝罪するという登場をしたのではないでしょうか？
今回の復帰に関して賛否両論でしたが、批判があるのは当然です。でも賛成もあることも事実なのです。私はこの日をずっと楽しみにしてきました。ようやくです。10年前止まった時からようやく極楽とんぼが動き始めるのです。10年間のブランクは厳しいものだと思います。極楽とんぼの芸風は今の時代に逢っているものではないと思います。40代後半の男たちの喧嘩を見て笑えるかどうか分かりません。だからこそいきなりのレギュラー復帰ではなくライブで感覚を取り戻してからなんではないでしょうか？懺悔ライブツアー楽しみにしていますって言いたいけど地方ばっかじゃん！？どうするよ？観に行く気満々だったよ…？チケットはとりあえず取れることを祈ります。最後に東京・大阪の少し大きな会場で完全復活ライブとかなのかなぁ～。その様子をめちゃイケスペシャルでオンエアして。その後吉本復活はリスクあるし、加藤独立とかなら可能性かなぁ〜。
以上、昔っからテレビっ子・今はジャニヲタから思ったことをつらつらと書かせてもらいました。
（ただ１つ。後輩たちよ、もっと早く一斗缶に気づいてやってくれよ…）
